RAYWOODから出ている塗装ブースのニトロブースを購入しました
【RAYWOOD】ニトロブース【塗装ブース】
内容物
プラモデルを塗装すべく塗装ブースを購入しました。
色々と候補はあがってたのですが、下記の点でこのニトロブースに決めました。
- 奥行きが385mmかつ排気用ダクトが上部から出ているためかなりコンパクト
- 本体が金属製なのでマグネットで収納などをくっつけることができる
- 内部照明が付属
- 一般的な塗装ブースよりも内部の作業スペースが大きく取れている
- 黒くてかっこいい
このニトロブースには横幅が550mmと450mmがありますが、基本的に大きいものは作らないため450mmのものを購入しました。
中身は本体の各面が分解された状態で梱包されています。
あとは黒いスポンジ状のフィルターと照明等の配線関係ですね。
大口径ファンは内部天板に組み付け済みとなっていてユーザー側で組み立てる必要はないようです。 本体は至って簡単なネジ止めでの組み立てになるので、説明書を見ながらやれば簡単に組み立てることができます。
ただ背面のネジ止めとかもする必要があるため、作業は床か広い机の上でやったほうがいいです。
本体
付属している照明はスイッチ側とUSBで接続する形なので、接続後塗料が入りこまないように念の為マステで巻いておきました。
本体からは2本の配線が出てくることになります。
1本は照明用のスイッチを経由してUSB-Aが、もう1本はファンの電源用のコンセントプラグになります。 ACアダプタのようなものはなかったので、おそらく本体のファン近くに内蔵されているんだとおもいます。
正直照明のスイッチと電源も本体に内蔵してコンセント1つのみでのファンと照明に給電してほしかったのが、残念ポイントですかね。
良く言えば好きな位置に照明スイッチを置けるところでしょうか? とはいっても照明スイッチもそんなに長くはないのでどうしてもUSB充電器などとの配置制限がかかるのですが……
ひとまずこちらに配置しようと思います。
IKEAのトロッテン ワゴンですね。
無印良品のポリプロピレンケースと組み合わせている人がいたのを知って我が家も導入してケースの中に塗料とかプラモ用の材料なんかを色々いれているので配置的にもちょうどいい場所。
設置してみるとこんな感じ。 予定通りいい感じに奥行きが収まりました。
横のラックは設置するのに邪魔だったので一旦どかしました。
すでに試しに使ってみましたが、わかってはいましたけど結構音がしますね。
その代わり吸引力はバッチリです。
風量も無段階で調整が可能なのも使い勝手がいいです。
強いて言うなら風量調節とONOFFのスイッチは分けてほしかった感はありますが。
照明も輝度や色温度がある程度変更できるため、特に不満点はないです。
前述の通り本体が金属製なのでマグネットが付きます。
とりあえず山崎実業のストレージボックスを使って塗装クリップとかをとりあえず入れてます。 まぁこれ底にスリット状の穴が空いてあるので、メラミンスポンジを底に敷いているんですけどね。
あとプラモ向上委員会の塗装クリップの場合、マグネットの台座があるので、塗装ベースを使わずにニトロブースに直接おいておけるというメリットもあります。 トロッテンワゴンも金属なのでマグネットが付くので、ワゴン上に置いておくのも可能に。 まぁまだ購入してないので試してはないんですが。
とにかくマグネットでの拡張性が高いのがいいですね。 言わずもがな容器側の耐荷重量には注意が必要ですが。
上部には塗料を混ぜる用のボルテックスターラーTurboと照明のスイッチを仮置きしています。 上記で書いてあるように照明の電源がUSB給電なので、USB充電器もボルテックスターラーの後ろ側に配置しています。
まぁこの辺の配置は使っていって調整ですかね。
ちなみに特に滑り止めがないので、市販のスポンジゴムで滑り止めか内枠を作ったほうがいいです。
ダクト径を変更
付属のダクトは200mmΦで約1mほどの長さですが、口径・長さともに取り回しづらかったので、150-200の異径ジョイントと150のダクトを別途用意しました(写真は別途用意したやつ)
用意したのは2.5mあるので、まぁ長さは問題ないでしょう。
異径ジョイントはあくまでダクト同士をつなげるようなので、ニトロブース本体にはサイズ的に直接取り付けられないため、切込みを入れて少し径を小さくできるようにしました。
これでニトロブースのダクト穴にすっぽり入るようになるので、ねじ込んだらビニールテープで周りをぐるぐる巻いて密閉させました。
見た目的にも目立たないので特に違和感はないと思います。
ちなみにダクト径200から150に変えると仕方ないですが吸引力は落ちます。
試しにブース入口部分でティッシュの吸い込み具合を撮りましたので参考になればと思います。
こちらは純正の200径のまま風速のダイヤルは真上を指しているところで計測しています。
入口でもティッシュが内側に吸い込まれるのでかなりの吸引力です。
もちろんブース内ではもっと吸引します。
対してこちらが150にダウンサイジングしたものです。
計測条件は200と同様に入口でダイヤルも真上ですが、途中でMAXにあげています。
見てもらった通り、入口では内側に吸い込まれるまでは行きませんでした。
それでも実際に使う分にはあまり問題はないくらいには吸い込みますので実用上はさほど問題はないと思います。
総評
塗装ブースは色んなメーカーから色々でていますし人によって求めるスペックは異なるのであくまで自分の場合ですが、少し高いですが買ってよかったと思います。
マグネットの有無は人によっているいらないはあると思いますが、照明に関してはやはりあると便利です。
またダクトも背面よりも天面にあると奥行きを取らないので省スペースになるので広い作業場所を取れなくても設置の可能性がでてきます。
ニトロブースを選ぶ基準としては性能面としては200mmダクトをどうみるかでしょうか?
自分は150mmにダウンサイジングしてしまいましたが、単純に長さが足りないだけであれば市販の200mmダクトの長いやつを変えばいいだけなので、特に問題ではないと思います。
見た目に関してはどの塗装ブースよりもシンプルで黒くてかっこいいと思います。
- NITRO-BOOTH 450