Salvo PrecisionのMCXを2丁購入しましたので、簡易レビューします。
【Salvo Precision】MCX SPEAR LT & RATTLER【MWS規格】
内容物
MWS規格のMCXはいくつかのメーカーから出ていますが、どれも10万円以上するなか、今回のSalvo Precisionは約6万円で国内流通しているものになります。
今回はSPEAR LT 10.5inchとRATTLERを購入してみました。
他にもVIRTUSがラインナップされているようです(Salvoの公式サイトがなさそうなので全ラインナップは不明)
ちなみにtoxicantは過去に購入して手放してまして、APFGを現保有な状態なため、そことの比較な話もします。
噂ではtoxicantと同じなのではという話もあるので。
このSalvoは他よりも低価格なわりにtoxicantのようハードケースに入ってきます。 しかもtoxicantはグリップを外して入る程度の小さめなハードケースでコストダウンが見受けられたのに対して、Salvoのほうはそのまま入って型抜きされてる緩衝材もあるのですごいですね。
内容物としては下記になります。
- 本体
- MWS準拠のマガジン
- ストック
- 説明書
- 弾速証明書
- クリーニングロッド
- 六角レンチとシリカゲル
そう、ストックも付属しているんですよね。toxicantよりもすごく安いのに。
※今調べたらtoxicantでもストックが付属するものもあるみたいです。
外観
SPEAR LTとRATTLERの外観を見ていきます。(ストックは取り付けてないです)
購入時は気づかなかったのですが、こうやって比較してみるとストックは違うものが付属しているようです。
SPEAR LTのほうはミニマリスト プラス、RATTLERのほうがミニマリスト ミニですかね。
ちなみにこのストックだけでもレプリカであっても1万はするものです。 比較的安めのGBBのMCXなAPFGであっても8万くらいすると考えると、かなり安いのがわかりますね。
他にもグリップも異なるようです。 SPEAR LTのほうはREDUCED ANGLEで、RATTLERのほうがRATTLERタイプ(正式名称なにかあるの?)ですね。
SPEAR LT 10.5inch
さて、そうしたらまずはSPEAR LTのほうを見ていきます。
toxicant同様に全体的に刻印は入っている感じですね。
APFGのほうは刻印がなかったので、これは嬉しいですね。
ところでSPEAR LTってネームプレート? に名前の刻印は実銃でもないんですかね?
表面の質感はサラサラというよりかはすべすべって感じの半光沢なもので、結構いい感じがします。
ただ、ストックの角一箇所に塗装ハゲがありました。 まぁ自分は使ってれば傷は入る&塗装もハゲるものって思ってるのであまり気にはならないですが、品質管理が値段低下の影響を受けてるのかなぁって思ってしまいます。
ところでSPEAR LTってボルトリリースがアンビだったと記憶しているんですが、これはアンビになってないですね。 toxicantやAPFGのLTモデルはちゃんとアンビだった気がします。
info
コメントにて情報提供いただきました。 10.5inchのLTはボルトリリースはアンビではなく他はアンビなのが正しいようです。 まさかインチによって変わるとは…… salvoも11.5inchの方はちゃんとアンビになってるようです
セレクターはクリック感のあるちょうどいい感じの硬さで良き感じです。 toxicantはふにゃって感じのセレクターだったきがするので、Salvoのほうが優秀です。 ちなみにAPFGもクリック感はありますが、少し軽い感じでした。まぁここは好みかな。
ハンドガードは10.5inchモデルなので、先端からガスブロックの調節ネジがチラ見えしてますね。 稼働はせずダミーのようです。
フラッシュハイダーは根本が少しボテッとした形状のもので、おそらくねじ切られている箇所にSLH/SLXのサプレッサーを取り付けられるものだと思いますが、該当規格のサプ缶を持ってないので検証できません。
ところでSPEAR LTって10.5inchモデルは実銃にあるんですか? 公式サイトやwiki見に行ってもとくに見つからなかったんですが…… ※こちらもコメントにて情報提供いただきました。10.5inchは軍向けの特注品のようです。そして上にも記載しましたがLT発表前のモデルらしく、10.5inchだけはボルトリリースがアンビじゃないようです
チャージングハンドルはtoxicantと同じ形状のものがついてきてます。 これって実銃はもっと前後幅があるハンドルだったと思うのですが、この形状のものもあったりするんですかね?
RATTLER
続いてRATTLERのほうを見ていきます。 とはいっても大部分はSPEAR LTと同じなのでそこは省略します。
ロアレシーバー周りは基本的にSPEAR LTと同じですね。 前述どおりグリップが違うくらい。
もちろんボルトリリースはアンビじゃないです。 実銃もアンビではなかったと思うのでこっちはこれで問題はないですね。
アッパーレシーバー側はネームプレートにRATTLERの刻印があります。
あとはそもそもモデルが違うのでアッパーレシーバーの長さ自体は異なります。
フラッシュハイダーはSPEAR LTと異なり、スマートなものになっています。
特にねじ切りもないのでサプレッサーを取り付ける場合はハイダーを外して交換する形になるのかなと思います。
ちなみにどちらも14mm逆ネジです。
SPEAR LTのほうでは見忘れてましたが、どちらもボルトキャリアにはMULTI-CALの刻印入です。
エジェクションポートカバーはいたって普通のものですね
動作
ここからは性能や互換性を見ていきますが、基本的にどのモデルも同じなので、RATTLERのみで見ていきます。
まず作動性ですが、エアコンつけてない冬の室内に放置されてたマガジンでもある程度快調に動きました。
作動もガシャンガシャンといった感じでMWSのような印象でした。
APFGはカツンカツンみたいにシャープな感じで、結構違うもんだなぁと。
toxicantはすでに手元にないので確認ができず、覚えてないですね……
で、MWS用のマガジンですが、手元にマルイ純正の通常のSTANAGマガジンとショートマガジン、あと多分IRON(だと思う)のPMAGがあるので3つとも試してみましたが、特に問題なく使えますね。
なので他メーカーの互換マガジンもMWSに使うのと同じような感じで使えるんじゃないかなぁと思います。
グリスで見づらいですが、内部のエンジンはパット見Zシステムっぽい感じはありますが、よく見るとところどころ違うようです。
上がSalvoで下がマルイですが、基本的な構造自体は同じなものの、左側のプレートや後部のブロックの形状が異なるようです。
おそらくショートボルトキャリアの関係でこういう形状になっているんだとは思います。
ボルトキャリアですが、やはりtoxicantがベースになっているようです。
ただtoxicantでは特に固定されていなくてポロポロ取れていた後部下部の左右のローラーがSalvoではオミットされているようです。
あとtoxicantにはあった後部のCAUTION刻印や隠しSIGロゴの刻印はないです。
パーツの互換性
グリップとストックは特にいうことがないので確認しません。
どうせ互換はある。
ハンドガード
さて、ここからがおそらく皆さんが気になっているであろう、パーツの互換性の確認です。
まずはハンドガード、上がSalvo、下が実をつけられるAPFGのものになります。
パット見は同じと思いきや、上部のレール部分の結合箇所の凹凸が逆ですね……
あとはQDホールの位置が微妙に異なっているところでしょうか。
Toxicantのハンドガードだとそもそも全体の大きさ自体異なっていたって話ですが、以外にもSalvoの場合は全体的なサイズ感は大体同じでした。
レール部分のピン形状でもう結論が出ているようなものですが、一応各部の寸法も確認してみます。
こちらはSalvo。
下部のピンが刺さる部分の幅が3.0mm。
アッパーレシーバー左右の溝に入る部分の厚みが2.4mm
対してこちらがAPFG。
下部のピンが刺さる部分の幅が3.6mm。
アッパーレシーバー左右の溝に入る部分の厚みが3.0mm
見事に0.6mmずつSalvoのほうが薄くなってます。
ということは薄いレシーバーの溝に厚いハンドガードは入らないということで……
基本的には実ハンドガードは取り付け不可能ですね。
一応実ハンドガードの該当部分の厚みを0.6mmずつ削って、レール部分のピンを切り落とせばもしかしたらつくかもしれませんが……
ちなみにMidwestの実ハンドガードもあるので、結果は見えてますが一応確認しますね。(セットアップ済みのものから取り外したので色々付いてるけどきにしないで)
まぁ、APFGには実ハンドガードが付くんだから寸法は同じですね。
MWS規格で実ハンドガードが付くRATTLERはないんですかね……?(FALCON TOYSもたしか互換性なかったはずですし)
info
情報提供があり、FALCON TOYSのRATTLERにはどうやら一応実ハンドガードがつくようです。プラハンが必要ぽいですが
エジェクションポートカバー
続いてはエジェクションポートカバーを確認します。 そういえばここって正式名称なんなんですかね? ダストカバー?
付くにはつきますが、閉めることができません。
ボルトキャリアを外すと閉められるので、枠の寸法的には問題ないようですが、どうやらボルトキャリアの逃げが浅いようです。
よって閉めないなら互換あり、閉めるなら互換なしって感じですかね。
いや閉めたときの見た目がきになるから変えるんだし、閉められないなら問答無用で互換なしですね……
基本的には実物規格で互換性ありですが、閉めたときに引っ掛けるピン部分の出代によって閉められる閉められないがあるので、製品によるといった形です。
出代が大きいものでも、削って問題ない構造であれば削って調整するといったことは可能かもしれません。
チャージングハンドル
最後はチャージングハンドルを見ます。
寸法的にはMWSの短いやつと同じなため、MWS用のものが取り付けられます。
取り付けるとこんな感じ。
ちゃんとロックもかかるし、ボルトキャリアも引けます。
特に作動に問題はなし。
ただし、MWSにSalvoのチャーハンは取り付けできません。
というのも裏面を見るとわかるのですが、Salvoのほうは溝の幅が狭く、MWSのボルトキャリアのチャーハンに引っ掛ける部分が入りません。
※茶色いのは変色したグリスなだけです
info
情報提供があり、どうやらボルトキャリアの上部ローラーが摩耗した結果グリスが変色してるようです。
なのでSalvoにはMWS用のチャージングハンドルはつけられますが、MWSにはSalvoのチャージングハンドルは不可です。
ちなみにAPFGのMCXはそもそも上下の厚みが異なるため互換性はないです。たぶんこっちは実規格。
総評
ここまで見た感じだとtoxicantをベースに見えないところの刻印をカットしたり、不要な部分をなくしたりして製造コスト下げつつ、一部は改善したような印象を受けるのがこのSalvoのMCXです。
刻印や質感なども悪くはなく、動作性も快調でよさそうです(弾道は見れていません)
どうせならハンドガード等、実パーツをつけられたらパーフェクトだったのですが……
剛性もしっかりしてて特に不安な感じはありません。
ハンドガードを交換する予定がなくMWSのマガジンを使いたい場合は現状このSalvoが一番いい選択肢な気がします。
懸念があるとすればアフターパーツがあるかどうかですね。 内部パーツの耐久性が不明なため、破損した場合に修理ができるかどうか。
ハンドガードを変えたい場合はAPFGか自分はまだ未確認ですがMWS規格で唯一実ハンドガードがつくらしいFALCON TOYS(RATTLERは実ハンドガード付くけどVIRTUSは付かないとかの噂も)だと思います。 FALCON TOYSクソ高いですけどね……
問題はどちらも入手性に難ありってところですかね。
今度APFGのRATTLERも簡易レビュー記事書こうかな……(そういえば書いてないことに気づいた)