SecurityIngというメーカー?のウェポンライトを購入しましたので、簡易レビューです
【SecurityIng】GF07【ウェポンライト】
内容物
今回はSecurityIng?というメーカーのハンドガン用ウェポンライトを購入しました。 製品名はGF07のようです。 公式サイトは見つかりませんでした。
パッケージはOLIGHTのような小さめな簡易的なものでした。
内容物としては下記のものが入ってます。
- 本体
- USB C to Aケーブル
- マニュアル
- プラスマイナスレンチ
マニュアルは以外にも多言語対応しており、中国語、ドイツ語、英語、スペイン語、日本語に対応していて、簡単な操作方法が記載してあります。
(なんかフォーマットがOLIGHTに似ているような……)
またCEマークやFCマーク、RoHSマーク、リサイクルマークなんかが記載されてます。 ちょっと意外でした。
性能としては防水性能がIPX7で800ルーメンのようです。
外観
正面は一般的なLEDをリフレクターで覆う構造です。
レンズカバーも外れるんでしょうけど、ロックタイトが塗布されているのか開きませんでした。
背面にはUSB給電用のUSB Cポートがあり、ゴム製のカバーで閉められるようになっています。
ご覧の通り、このGF07はCR123Aなどの電池ではなく、USBによる充電式になっています。
ただ背面にポートがあるため、充電する際にはいちいち取り外す必要があります。 OLIGHTのように底面にあると外す必要がなくていいんですけどね。
説明書には連続で65分稼働できるとのことで、充電時間は記載ありませんでしたが、アニメ一つ見終わる頃には終わっている印象でした。
ちなみに高輝度と低輝度モードがあるようですが、連続稼働65分はおそらく低輝度モードでのことだと思います。
側面には各種マークやメーカー名と機種名が印字されており、HOTのマークもありますね。 HOTに゙関しては後述します。
クイックレバー式なので工具不要でつけ外しができます。
また点灯スイッチはInforceのAPLのように左右に側面から押して点灯する形で配置されています。 左右で機能自体に差はないため、左利きでも右利きでも操作感は変わりません。
上面にはレールの溝用の突起があり、クイックレバーを開放している状態でだいたい1cmくらい前後に調整が可能です。 取り付けるハンドガンに対して見た目を変えずに調整ができるのはいいですね。
性能
このGF07はスイッチを連続でいれると3モードに照射モードが切り替わります。
1回で高輝度、2回でストロボ、3回で低輝度モードになります。 ただしタタンのように早すぎる切り替えだと認識されず、3回押しても2回としてしか認識されずストロボになるため、タンタンといった感じに一幕置く感じで押さないとちゃんと切り替えができないです。 そのため低輝度モードでつけたくても一瞬高輝度とストロボが照射されるのでちょっと使いづらいですね……
高輝度・低輝度の切り替え自体は別にトグルスイッチを用意しておいてほしかったですね。 左右のスイッチでは単純に点灯操作とストロボ切り替えだけにしてほしかった。 常に低輝度かストロボで点灯か常に高輝度かストロボで点灯みたいに。
また、例に漏れず1秒押し続けるとその時のモードで間欠点灯になります。3回目を押し続ければ低輝度モードで間欠点灯みたいな。
全体的に押す感覚は気持ち短くしてほしい感はありますね。
こちらは高輝度モードですが結構あかるいですね。 たぶんこっちが800ルーメンなのかな。
対してこちらは低輝度モードですが、カメラだとあまり違いがわからないですね…… 高輝度が800だとすると体感600-700ルーメンくらいでしょうか?
肉眼だと高輝度モードよりも暗くなっているのはわかりますが、実用上はとくに低輝度でも問題はなさそうです。
ちなみに高輝度モードだと15分くらい、低輝度モードでも30分くらいで素手では触りたくない程度には本体が過熱します。
だから側面にHOTアイコンが印字されているんですかね?
通常は低輝度モードでの使用で問題なさそうですが、3回スイッチ操作しないと低輝度モードにならないのでちょっと操作性が悪いのが難点ですね……
比較
他のハンドガン用のウェポンライトと軽く外観の比較をしてみます。
用意したのは左から、GF07、OLIGHT PL-MINI2、SF XC-1タイプ、Inforce APL-Cタイプ、Inforce APLタイプ、SF X300タイプになります。
長さとしてはかなり短く、PL-MINI2と同じくらいです。
高さも見てみますが、こちらはXC-1と同じくらい(微妙にGM07のほうが高いかな?)で、PL-MINI2よりも低いので、現状自分が持っている中では一番小さいウェポンライトですね。
装着感
手持ちのハンドガンに取り付けてみますので、参考にでもなればとおもいます。
まずは定番のGlock17。
フレームがSIのものなので、取り付け位置に多少自由度がありますが、それでも一番手前にしてもこんな感じで、スイッチとトリガーガードには隙間が空いてしまいます。 ちょっと不格好ですね。 通常フレームだと溝の関係でさらに調整代がなくなるのでG17には合いませんね。
次はGlock45(19X)。 まぁレングスとしては19なのでG19の代わりです。
レール溝の関係で手前まで持ってこれず、こちらも少し隙間が空いてしまいます。 手が小さい人だとスイッチが届かないかもしれないです。
ただ意外とツライチっぽくなるので、妥協案としては有りかもしれないです。 (個人的にはG19レングスならAPL-CかWILD1かなぁ)
こちらはRecover Tcticalのグリップパネルをとりつけた1911です。
高さがトリガーガードといい感じで、前後位置もいい感じに手前まで持ってこれていて、さすがにスライド長的にツライチにはならないですが、見た目もいい感じじゃないでしょうか?
ハイキャパ4.3ですが、レール溝の位置の関係で取り付け位置がかなり中度半端になってしまって、純正シャーシではちょっとナシですね。
最後にストライクウォーリアになります。
結構手前までレールがあるので、ちゃんとトリガーガードのところまで持ってくることができ、正常に操作できるようになります。
ただライト上部に数cmシャーシが被っているので、ライトに影がつきやすくなるのが懸念でしょうか。
ちなみにストライクウォーリアはデトニクスのスライドなので、スライドレングス的にはデトニクスやv10ウルトラコンパクトあたりがツライチ近くなって収まりが良さそうです。 シャーシのレール問題はありますが。
総評
聞いたことがないメーカーだったのでどうかなとは思っていたのですが、意外としっかりしている感じで、照度も実用上特に問題はなく、サイズ感もコンパクトハンドガンあたりにマッチするウェポンライトとしての選択肢としてありかなと思います。
1911でもシャーシによっては選択肢に入ると思います。
問題は操作性に難があるということでしょうか。
同じサイズ感の代替案としてはPL-MINI2が候補ですかね。 GM07と同じく前後調整機能があり、充電式。PL-MINI2は600ルーメンですが、実用上は問題ないですし。
そういえば最近PL-MINI3が出たんでしたっけ。1がほしいんですよね。