【CSIxPOSEIDON】XO P-1【カスタムグロック】

CSIとPOSEIDONのコラボ製品であるXO P-1を購入したので簡単にレビューします

パッケージ

シンプルなデザインでかっこいいですね。

内容物は以下になります。

  • 本体
  • 20mmレール
  • マガジン
  • マガジンバンパー(フラットタイプ)
  • フロント・リアサイト
  • 各種ビス
  • 弾速証明書
  • 取扱説明書

外観

スライド左側面にはXG8の刻印が大きく入っています。 というのも、このXO P-1という製品ですが、CSIのXG8のスライドにPOSEIDONのORIONのフレームを組み合わせたものになります。 なので、スライドxフレームの組み合わせで製品名が変わるようです。

色は複数種類あり、ブラックの他にもスライドがタン・ホワイト・グレー・オリーブグリーンがあります。フレームもブラックの他にタンがあるようです。自分は珍しいホワイトxブラックもいいなぁと思ったのですが、グレーxブラックにしました。

材質は日本仕様のため樹脂製になります。

スライド後端には独特なデザインのセレーションがありますね。

フレームは適度にステッピングが効いているので滑りにくくていい感じです。

マガジンキャッチはGen4以降のように大型化しており押しやすくなっています。

スライドストップが公式を見る感じだとアンビっぽいのですが、国内流通しているのは左側のみっぽいです。

ダストカバー部分のレールはGlockタイプではなくよくある20mmタイプっぽいですが、微妙にサイズが大きいのか、一部のウェポンライトはきつきつでした(取り付けられないほどではないです)

さてスライド上部ですが、中央にはXG8の特徴的な大型リアサイトが乗っています。 デザインはかっこいいと思います。 後述しますが、通常の後端ではなく中央に乗っているのには理由があります。

フロントは緑、リアはオレンジの集光チューブです。

ちなみに本来リアサイトが取り付けられる部分はカバーされており、カバーを外せば一般的なグロック用のリアサイトに交換できます。 写真はPOSEIDON製のCYCLOPSです。 とはいっても、真ん中のリアサイトを外しても別のカバーがあるわけではないので、リアサイトが2つになる状態になり、果たして……? って感じなのでわざわざ後端にリアサイトをつけるような人はいないとは思います。

ちなみに付属しているフロント・リアサイトはホワイトドットでした。

さてこのスライドですが、リアサイトの配置が中央になっているのはデザインのためではなく、明確な理由があります。 というのも、このスライド、実は分割式です。

最近徐々に増えてますよね分割スライド。

分割スライドですが、スライドの前半と後半で別れておりブローバック時は後半のみが稼働し前半は固定されてままのため、サイティングがしやすくなるという 特徴があります。

国内ではハイキャパで前半部分が20mmレールになってドットサイトを載せられるようになっているのがいくつかでてますよね(つい最近laylaxもハイキャパ5.1用のやつを出しましたね)

そのため、本製品も安定したサイティングができるのを売りにしています。

なんですけどね……これ、結構前半部分がグラグラするんですよ……

というのも、グロックとガバメント系の構造を知っている方なら気づいたかもしれませんが、ガバメント系はアウターバレルの固定にはスライドストップのピンでフレームとアウターバレルを固定するのですが、グロックはシャーシとスライドロックレバーで引っ掛けているだけなので、アウターバレルがきちんと取り付けられていないんですよね。なので構造上ガッチリとはしないんですよ。

前半スライドとフレームがビス止めとかされる構造なら問題ないんですが、そうもなっていないのでそういうものと割り切るしかないですね。

改善できるとしたらアウターバレルのシャーシに引っ掛ける部分にアルミテープなどを貼り付けて取り付けをタイトにしてなるべくぐらつかないようにするとかですね。 自分の個体は多少それで改善しました。

マガジン

マガジン自体は一応形状的にはマルイ互換で、形状も旧タイプな感じです。

ただ実際に撃ってみたのですが、XO P-1xマルイマガジンではちゃんとバルブを叩ききれていない感じでまともに打てませんでした。マルイグロックxXO P-1マガジンは正常に撃てました(若干リコイルがマイルドにはなりました) なのでハンマースプリングを交換して調整しないとマルイマガジンではちゃんと撃てないっぽいですね。

マガジンバンパーにはORIONのロゴが入っています。 ちなみにこの形状のバンパーが好きでない人は付属のフラットタイプに交換できます。

20mmトップレールとアウターバレル

さて分割スライドのメリットであるフロント部分にサイトがあることによる安定したサイティングの本領として、ドッドサイトの搭載です。 フロントカバーを固定しているビス(カバーは外す必要はないです)と大型リアサイトを外して4つのビス穴を使用して20mmレールを取り付けます。フロントサイトは取り外す必要はないです。 ちなみにこのビスですが、ちゃんと閉まらないため、スロット部分に少し飛び出します……

なお、後端のカバーを外して別売のPOSEIDON製のrmrマウントを使用することで20mmトップレールを使用せずにドットサイトを取り付けることが可能です(ただし後端取り付けなので分割スライドのメリットはなくなります) このrmrマウント、付属していないのが痛いですね……以前国内流通してたっぽいですが、この本製品が流通しているタイミングでは軒並みSOLD OUT……

余談ですが上記の画像で気づいたかもしれませんが、レールやフロントカバーはアウターバレルに固定する仕様なのでアウターバレルを社外製のものに変えることはできません。

でもアウターバレルにはダミーライフリングに11mm正ネジが切ってあるので拡張性は問題なさそうです。

フル装備。

連射切り替え

このXO P-1(XG8)ですが、POSEIDONのORION同様にフルオート切り替え機能があります。 スライドの裏側のオレンジのスイッチを切り替えることで簡単に切り替えが可能です。

グロック比較

一般的なグロックとの比較です。(写真はstrike industries ark17タイプ)

サイズはG17ですね。こういうカスタムグロックってだいたいG17ですよね。G19のカスタムグロック作らないの?

スライドはだいたいは同じですが、フルオート機能の関係でハウジング周りの形状が微妙に異なっています。

シャーシの方もリア側は異なってますね。

つまりは基本的には互換性はないです(スワップはできない)

とはいえ基本パーツはマルイと互換性はありそうなので、フルオート機能周り以外なら部品交換は可能そうです。

総評

このXO P-1ですが国内流通はだいたい2万弱ほどでグロックでは珍しい分割スライドでデザインもSFチックなので、ありではあると思います。

ただフロント部分のグラつきは気になる方は結構気になると思います。(とくにハイキャパの分割スライドを触ったことある人ならなおさら)

rmrマウントが現時点では入手しづらいのが難点か。

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