人を助けるために力を身につけた者と欲のために力を身につけた者。
よく前者は他者のためにと立派とされ、後者は自分のためにといやしいとされることが多い。
でも自分としてはどちらにも違いはないと思うんですよね。
結局のところ人助けを掲げて力を求めた人もそれは人の為ではなく自分の為なのでは?
とよく思う。
死にかけている人を救いたい。
それは自分が見殺しにしたくないだけ。
死んだ母を生き返らせたい。
それは自分が母に会いたいだけ。
ある意味極論とは思いますけど、心の底から人の為に行動を起こせる人はそうそういないと思う。
悪者に復讐をしたら感謝される。
でもそれは人の為ではなく自分の為である。
ようするにすべては結果の違いなだけではないのだろうか。
……あれ、なんか論点が変わっているような。
まぁいつものことですね。