【Midwest Industries】M-LOK Suppressor Handguards【MP5K】

Midwest IndustriesのMP5K用ハンドガードを購入しましたので、簡易レビューです。

内容物

今回購入したのはMidwest Industries(以下MI)のMP5K用のM-LOK Suppressor Handguardsです。 いわゆるSDハンドガードと呼ばれるやつで、ハンドガード内にサプレッサーをいれることができるやつですね。

  • ハンドガードおよび取り付け金具
  • M-LOK用樹脂製レール(5スロット)
  • 各種ビスやレンチ、ネジロック剤
  • 取説
  • ロゴシール

ちなみに購入したものは実です。 SDタイプじゃないものであればレプリカが出回ってますが、SDタイプは今のところ実しか存在しません。(MP5用も含めて)

MIのハンドガードは他にもMCX RATTLER用のSDハンドガードを購入したことがありますが、その時も同様に樹脂製レール(5スロット)とロゴシールが付属してきたので、基本どのハンドガードにも付属しているんですかね?(レールはM-LOKハンドガードのみでしょうけど)

6mmtacのmp5用ハンドガードと比較

組み込みレビューの前に、手元に6mmtacからでているmp5用のレプリカがあるので、簡単に見比べてみたいと思います。

上が実で下が6mmtacのレプです。

サイズ感としてはMP5KがMP5と同じくらいの長さのハンドガードになりますね。

MIのハンドガードで特徴的なのが、ところどころに見える楕円形のくぼみでしょうか。 ほとんどのハンドガードでこのテクスチャが採用されています。

6mmtacのほうはそのくぼみがだいぶ大きいですね。

そもそも別のハンドガード同士を比較しているので、モデルによる差かなとも思ったのですが、手元にあるrattler用のMIのハンドガードを見てもmp5k用とくぼみが同じだったので、おそらく統一されているのかと思います。

なので、やはり6mmtacはだいぶ大きいのだと思います。

ちなみにボルトも異なっており、MIはトルクスネジですが、6mmtacは六角です。 まぁここは実レプあるあるですかね。

ロゴに関してもMIは細くシャープですが、6mmtacのほうは少し太いです。 記載されている内容が異なっているのはモデル違いによるものです。

比較してみて気づいたのですが、SDタイプはQDホールがないですが、通常タイプはあるんですね。

ハンドガード

さて、MIの実ハンドガードを見ていきます。

今回のはSDタイプなので全体的に太めとなっていて、サプレッサーがかぶる位置には上部にレールが配置されていて拡張性が確保されていますね。

後方にすでに付いているトルクスネジは、レシーバー側にはめ込むパーツがプリインストールされています。

側面と側面1つ上、側面下はM-LOKですが、レール下の部分はM-LOKではないですね。 ここもM-LOKならライトとかの配置がしやすそうな気もしますが、なんでただの肉抜きなんでしょうね。

右側面と異なって左側面はチャージングハンドルの位置が切り取られていますね。

他はロゴがないくらいで特に右側面とは違いがないです。

下面はM-LOKが3.5スロットあります。

ハンドガード固定金具とハンドガードの固定を下面ではなくななめ下で固定するようになっているので、M-LOKを最大限配置できるようになってますね。 下面はフォアグリップの位置とか人によって異なるので調整が効くのはうれしいですね。

あとは根本にM-LOKのロゴですね。 側面にロゴがなかったのでどこにあるのかと思ってたら下面にあるケースもあるんですね。

上面のレールは中央がえぐれていますね。 レールカバーでこんな感じにえぐれるようになる物は知ってますが、レール自体が元々えぐれているのは始めてみました。

握り方によっては滑り止め効果があるのかなぁ?

組み込み

今回はVFC MP5K PDW(GBB)に組み込んでいきます。

ハンドガードを本体と固定するには、この金具を使って元々あるハンドガードの固定穴を使用して固定します。

形状の関係で、この固定金具をハンドガードや本体に先に固定してしまうとハンドガードがはめ込めなくなるため、フリーの状態で組み込んでいくため、少々面倒です。

はめ込み中……こんな感じに、固定金具を固定せずにいい感じにずらしながらハンドガードをはめていきます。

見ての通りハンドガードは斜めにしながらはめていくため、この際サプレッサーを付けている場合は外しておく必要があります。

ハンドガードがある程度通れば、固定金具を先にハンドガードか本体側に固定しちゃっても問題ないです。

ハンドガードとの固定は下部斜めにある4本のトルクスネジを使用します。

あとは固定金具と本体を固定すればかんせ……い……

……?

やけに上向いてますね。 うーん、またこのパターンか……SARB-15の悪夢が蘇る。

問題

ハンドガードが水平になる状態にして穴の位置を確認してみると、結構ズレているようです。

VFCのMP5ってリアルサイズですよね……?

個体差なのかMP5Kの問題かVFCの問題か……

まぁ前後方向のズレはこのくらいなら無視しても問題ないですが、上下のずれは先程の上に向いちゃうのでどうにかする必要がありそうです。

最初固定金具とハンドガードの間にスペーサーでも入れて金具の高さを稼ごうと思ったのですが、斜めでハンドガードと固定金具を固定しているため、スペーサーを入れてしまうと穴の位置がズレてしまうためその方法は取れず。

固定金具と本体を固定する穴をどうにかする必要があり、固定金具側はねじ切りがされているため、削って穴を上方向に広げることができないため、本体側の穴を下方向に削ることにします。

※写真は光源の関係で上下反対になってます。

で削ってみたのですが、薄そうだなぁとは思ってましたが真ん中に穴が空いちゃいました。 まぁ左右はある程度あるので大丈夫かな。

これでハンドガードがだいたい本体と水平になりました。

ちなみにまだ若干上を向いている気がするので、気持ち追い込んでおきます。

ただこのままだと上下に穴が拡張されているのでハンドガードを固定しても上下にずれるため、適当な金属板を穴に差し込んでスペーサーとしたいと思います。

今回用意したのは0.5mm厚のステンレス板です。 アルミ板とどっちにするか迷ったのですが、アルミよりステンレスのほうが強度があるのでステンレスにしました。 ステンレスのほうが錆にも強いですしね。

こんな感じに穴の上側にボルトの上に発生してしまう空間を埋めるように、ステンレス板を適当なサイズに切り出してはめ込みました。 少しきつめでボルトをねじ込んでいかないと入っていかなかったのでいい感じの厚みでした。

組み込み完了

VFCはリアルサイズなのでポン付け可能だと思って油断してましたが、一応無事取り付けることができました。

SDタイプなのでやはり太いため決して握りやすいというわけではないですが、ハンドガードが伸びたことによってサポートハンドをより構えやすい位置に配置することができるようになります。

また、M-LOKが3方向にあるため、拡張性も上がって良き良きです。

実は元々MP5で通常タイプのMIハンドガードを組み込もうと思っていたんですけど、今回のSDタイプの存在を知って急遽MP5Kを母体にすることにしたんですよね。

個人的にハンドガードからバレルやサプレッサーが長く飛び出しているが好みではなく、サプレッサーを付ける場合はなるべくハンドガードにインセットしたいんですよね。

問題はレプリカが存在しないので結構費用がかかるってことです……

あとは入手性ですかね。

ともあれ、サプレッサー+ハンドガードの拡張性を維持したまま全長を抑えたい場合はMP5K+SDタイプのハンドガードの選択肢が良いと思います。

もしサプレッサーを使わないとか全長が長くなっても良い場合はMP5+通常タイプのハンドガードという選択肢もありかと思います。 幸いこちらならいくつかのメーカーからレプリカが出ていますので、費用もあまりかかりません。

コメント
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